私は温泉が好きで、しかも「源泉かけ流し」というワードに弱いのです。
毎年行きたい一番のお気に入りの温泉は三重県にあるのですが、他にも「源泉かけ流し」の温泉を探して行っています。
先日は鳥取県にある創業130年、湖景が望める露天風呂が自慢の老舗旅館でリフレッシュしてきました。
確かに建物は古いのですが、清掃は行き届き、特にお風呂はとても清潔感があり、
働く人たちのサービスも丁寧で料理も美味しく、満足感が高い温泉でした。
かけ流しの定義がいくつかあるそうで、
その一部に「注がれた分だけのお湯が浴槽の外にあふれていること」「あふれたお湯が浴槽へ戻されていないこと」とありました。
つまり、常に源泉から新しいお湯が流れ続け、いつ入湯してもその泉質の恩恵に与れるということです。
人も「源泉かけ流し」のようにありたいものです。
成果ばかりを追い続け目先の業績だけに偏ると、循環が悪くなるような気がします。
悪いサイクルを回し続ける組織は、成果が出ないとコミュニケーションではなく押しつけ、一方的な指示ばかりになり、スタッフは失敗を回避するために消極的な思想や行動になってしまいます。
先ずはビジョンや仕事への思いを共有し、周囲に関心を持ち、コミュニケーションをとる。(関係の質を高める)
チームとしての思考力を高め、自発的に行動し、全員で達成感、成果を実感する。
そして前の成功体験に囚われることなく、またチームで新しい挑戦に取り組む。
自分自身を振り返った時も、そんなチームで成果を上げたときが、最もやりがいを感じた瞬間でした。
当社もお客様と共に考え、行動し、信頼関係が高められる「関係の質」を創り、成果を得られるチームになれるよう精進していきたいと思います。
またまだお役に立てることがあると思います。